智山青年連合会の研修に行ってまいりました

総本山智積院別院 真福寺で智山青年連合会主催の勉強会「現代寺院における諸問題と寺院規則・墓地問題」について研修を行ってまいりました。

講師は、大正大学非常勤講師の関義央先生からの講演となりました。

恥ずかしながら、別院真福寺の事は存じていましたが行くのは初めてで、電車の路線に自信のない私は最寄りの駅に到着も出来ませんでしたが、何とか講義の時間は間に合い受講することができました(-_-;)

本日の講義は2部構成となっており、第1部では宗教法人法の解釈と基本理念、宗教法人なら必ず備えている規則について学びました。

規則を変えるには大変多くの書類が必要なこと、各都道府県で必要書類が違うこと等様々な手続きを要することがわかりました。時代や現状にあわせて変えなければと考えていた矢先に大変な壁を見つけてしまった感じです(>_<) 困りました…

次に、墓地の運営や納骨堂、墓地、埋葬等に関する法律(墓地埋葬法)についての講演です。社会の変化に伴い現在では様々な埋葬方法が可能な時代となっています。というより国の法整備が追い付かない…いや、やらないことが大きな問題です。

そのような中で墓地利用規約の大切さも本日改めて学びました。長福寺も近年に入り様々な問題が発生しており3年前に新たな墓地利用規約を策定し時代にあわせ、問題が発生したのち反省も込めて改正してきました。どのお寺さんでもいろいろな問題があるようで、講師の先生ですら「うちも今大きな問題にぶち当たっていると」と申しておりました(>_<)我々素人には重い言葉です。

本来なら(電車を間違わなければ…)真福寺の周辺を散策できたのですが今回は研修とお経の本と御詠歌のCDの購入にとどめ、次回に期待いたします。